安西水丸さんが亡くなった・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140324-00000016-asahi-soci
若い時、ハマっていた村上春樹。
村上春樹のエッセイと安西水丸のイラストはなかなか味わい深かった。
もう、今では村上春樹から離れていたので安西水丸のイラストも見ていなかった。
村上春樹目線での安西水丸さんしか知らないけど魅力的な人柄でした。
まだ・・・早いよね。
合掌。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140324-00000016-asahi-soci
若い時、ハマっていた村上春樹。
村上春樹のエッセイと安西水丸のイラストはなかなか味わい深かった。
もう、今では村上春樹から離れていたので安西水丸のイラストも見ていなかった。
村上春樹目線での安西水丸さんしか知らないけど魅力的な人柄でした。
まだ・・・早いよね。
合掌。
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社長が断れない仕事だ。外国行きはキャンセルした。
仕事の内容は、ビールのCM撮りだった。
実はこのCMは他の俳優に決まっていたのだった。その俳優がこともあろうに飲酒運転で事故ったのだ。後は撮影のみになっていた矢先のアクシデント。
急遽代りの俳優を探すことになり、チャン・ビョンホンに白羽の矢がたったのだ。
俳優にとっても事務所にとってもCMという仕事は「おいしい仕事」なのだ。
短い時間でギャラがいいのだ。どんどんやりたい仕事でもある。
人気のバロメーターでもあるし、CMによってイメージアップにもなるからだ。
チャン・ビョンホンは、映画やドラマの作品選びは、かなり自分の意見や要望を強く押し出すが、CMの仕事に関してはすべて社長に任せてあった。
いくらCMがおいしい仕事といっても、イメージダウンになるようなCMは社長が断っている。
急に決まった代役のCMだが、社長は今回のCMをかなり喜んでいた。
年間契約のCM撮影だ。
そして、ビールというCMで若いファンを増やす効果も期待できそうだった。
つづく
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2人の関係は友人でもあり幼馴染でもあり、親戚でもある。
子供の頃からチャン・ビョンホンは明るくスポーツ万能で華があった。
勉強は、それなりに出来たが、どうもアタマを使うことより、体を動かす方に向いていた。
一方、ペ・ジソブは、ぺ家の長男で下には弟と妹がいた。
昔から兄妹の面倒見も良く、何かにつけて親に頼りにされて、地味だが近所でもシッカリ者と大人たちに思われていた。
そんな正反対の2人だからこそ上手くいっているのかもしれない。
芸能事務所を立ち上げた時には、同級生に関わらず、ペ・ジソブのほうが落ち着いて見え、社長らしかった。
元々温和な性格の上、面倒見が良いので、事務所を開いた時には、すでにチカラを貸してくれる人材にはことかかなかった。
今はぺ・ジソブだから仕事をまわそうと言ってくれるスポンサーもいる。
チャン・ビョンホンも「何事にも一生懸命やる!」がモットーでお互いが信頼していたから、事務所が受けた仕事には文句は言わなかった。
だから、2人は今でも最強のタッグを組んだと思っている。
つづく
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チャン・ビョンホンは大きな事務所に入っていなかった。
今の事務所は、小学校からの同級生で社長兼マネージャーをやっているペ・ジソブと立ち上げた事務所だ。
子供の頃から将来、俳優になると決めていたチャン・ビョンホンだ。
幼馴染のペ・ジソブも耳にタコが出来る程聞かされていた。
その頃からマネージャーをやって欲しいといわれ、まさか、本当になるとは思わなかったから、
「やる。その代わり社長にしろ。」と冗談半分に約束していたのだ。
その約束をペ・ジソブはすっかり忘れて大学生活を送っていた。
そんな時、チャン・ビョンホンから、
「俳優の勉強をしている。お前は事務所の社長兼マネージャーだからな忘れるな!」と突然電話があり、本気だったことを知ったわけだ。
その時はまだ学生で、軍隊にも行かなくてはならなかったし、事務所を今すぐ立ち上げるわけでもなかったが、2人の進路はその時に決まってしまった。
男と男の約束は絶対なのだ。
それにチャン・ビョンホンとペ・ジソブは遠い親戚同士でもある。どう考えても切れてしまう縁ではなかった。
つづく
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今回の撮影が終わった時点でチャン・ビョンホンは、ゆっくり消耗した体力を回復させたいと思っていた。
そんな時は、韓国から離れて外国の暖かい所に行って、のんびりした時間を過ごすのが一番だ。
まだまだ、自分を知らない国の人は沢山いる。少し悲しいような、ホッとするような。
チャン・ビョンホンは今のところは、ホッとするほうが大きいのだ。
次の作品はすでに決まっていた。そのため作品選びもなく、のんびりするだけだった。
しかし、急に仕事が入ってしまった。
韓国では、コネを使って近づく者や知り合いがやたらと頼みごとをしてくるのだ。
まるで頼まなければ損だと言うばかりに。
ほとんどは腕利きのマネージャー兼事務所の社長が上手に断るのだが、今回の仕事はどうしても断れない仕事だった。
外国へ行くのはキャンセルになった。
つづく
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俳優をやっていると人からいつも注目されたり、チヤホヤされるので、多少なりとも自信過剰になるのだが、チャン・ビョンホンは違っていた。
多分家庭環境だろう。
父親は大学教授。母親も仕事を持っている。兄貴は医者で弟も学校の先生だ。
みんなそれぞれ自分の仕事に誇りを持っていて、忙しく働いている。
だから、家族が揃うと、自分だけ子供時代に戻って先生に説教されている気分になってしまう。
チヤホヤどころか、アタマが上がらない。
親は俳優をやることに反対しなかった。多分言い出したら聞かない性格を知っていたし、好きなことに夢中になれるのは、幸せだといつも言っていたからだ。
芸能界という会社に就職したぐらいにしか思ってない節がある。
人気スターになっても家族の態度が変わらないことは、ものすごく大事なことだ。
ほとんどの芸能人は人気が上がるにつれて、家族の問題が出てくるのだ。
大体、悪いことが起きる。
そんなことをイヤというほど見てきているので、自分の家族が自分を特別扱いしないことが嬉しかったし、誇りでもある。
ある意味普通の家族とは、少し違っているのだろう。
つづく
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テレビの仕事から映画の仕事に切り替えてからは、比較的長い休みが取れるようになった。
休みの間は、家族のこと、女のこと、友人のこと、これからの仕事のこと、まあ、色々考えることは多い。
その辺は普通の男と変わりはない。
だた、普通の人と大きく違うのは、ほとんどの人がチャン・ビョンホンの顔を知っているということだ。
何処に行ってもチャン・ビョンホンと気がつかれてしまう。
有名税。そんなことは、充分わかっている。そこから逃げられない。スターの宿命・・・・
韓国の中では、さすがにふらっと1人で街中に出て散歩することは不可能だ。
家から一歩外に出るときには、韓国俳優「チャン・ビョンホン」になっている。
もう長年染み付いた習性だ。
顔を隠したり、変装したりすることは、キライだ。
「チャン・ビョンホン」らしくないと思っている。
チャン・ビョンホンの本名は、パク・ヨンジュンだ。
パク家の息子だからパクを名乗らなければ親にすまないような気がしたが、3人兄弟の真ん中でアニキが立派にパク家の跡を継いでいるので心配なかった。
チャン・ビョンホンにとって、それは、すごくラッキーなことだった。
少なくても芸名を持っていることで、パク・ヨンジュンとチャン・ビョンホンの切り替えが出来るのだ。
「チャン・ビョンホン」という韓国の俳優を演じている。そんな感覚を俳優になってからずっと持っていた。
まあ、1人の人間だから完全に切り離して考えているわけでもないし、本来の自分と俳優をやっている自分
の性格がかけ離れているわけではないから、他人はその切り替えを知らないだろう。
自分だけその切り替えを知っているだけだ。
だから、一つの映画の仕事を終えると本来の「パク・ヨンジュン」に戻ってリフレッシュしたいと思うのだ。
つづく
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チャン・ビョンホンは韓国の俳優である。まあ、韓国では知らない人はいないぐらいの俳優である。33歳独身。
つい最近映画の撮影が終わったところだ。ハード・ボイルドものだ。
だから男ばかりの撮影現場だった。内容的に仕方が無いことだが、体力勝負の映画でもある。相当きつかった。
でも、大好きな映画の仕事だ。きついほどやりがいも感じる。
一生懸命やる!これがチャン・ビョンホンの信念でもある。
だからこそ、仕事の依頼もひっきりなしにある。それが嬉しくもあるが、ストレスでもあるのだ。
通常の映画の撮影期間は短いものでも2,3ヶ月はかかるし、長いものだと・・・1年以上に及ぶ物もある。
もちろん長い期間かかる作品はやっぱり、ストレスも大きいのだ。同じテンションを維持していき、集中力も切れないようにしなくてはならない。もちろん病気も出来ない。
今回のハード・ボイルド物は3ヶ月ぐらいだった。雨のシーンやドロにまみれるシーンなどが多くて、演技をしているのか、ドキュメントを撮っているのかの区別もつかないほど、ハードだった。
年齢的にはまだまだ体力の衰えはない。どんなきつい仕事でも自信はある。
子供の頃からの夢だった「俳優」になって、こんな幸せなことは無いと本心から思っている。今の生活にも充分満足していた。
つづく
(注意)
これは空想小説です。(笑)主人公は架空の人物です。(笑)
突然小説書きたくなって書きました。行き当たりばったり小説。この先不定期にアップします。どうなるかさっぱり解りません。取りあえず書き綴ってみます。(笑)途中です止めるかもしれません。^^:
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