尾崎豊・・・プレミアム10
きのうNHKの夜10時に放送されたプレミアム10「尾崎豊がいた夏~知られざる19歳の素顔~」を見た。
実は尾崎の音楽と私は接点がないまま今日に至っている。尾崎が活躍していて熱狂的ファンを獲得していてカリスマになっていたころ、まったくテレビを見ない生活をしていたのだ。
実際の歌も聴いたことがないし、映像も見たことがなかったので「尾崎死亡」のニュースも普通のニュースとしてとらえていた。
歌は死亡後テレビやラジオなどで少し知っているぐらいだ。
「15の夜」「I LOVE YOU」「卒業」ぐらいかな?
それが昨日NHKでライブの映像を見たとき、あまりの激しい歌・・・魂の叫びのような歌を見て「ジャニス・ジョプリン」を思い出してしまった。
19歳の尾崎の魂の叫び。生きているギリギリ。死の一歩手前。
尾崎の生きている証の歌声。
日本でこんなにも自分の心の叫びを歌に代えたシンガーがいただろうか?
生きている辛さは歌っている時だけ癒される。ジャニスと尾崎に共通することかもしれない。そんなことを感じた。
ナレーションも語っていたが、尾崎にはいつも「孤独」がついてまわった。
その「孤独感」はジャニスも持っていた。
だからこそ魂の歌が歌えたのだ。
生きていることの辛さがヒリヒリ伝わってくる。それも直球で!
「死」を美化するわけではないが、彼らが心穏やかになるには「死」だけだったのかもしれない。
しかし・・・・生きている間に「残した歌」は永遠に輝きを持っている。
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